THE X-CHAPTERS / Xチャプター

米国から本の話題をお届け

本に関する話題

M・アトウッド、サルマン・ラシュディなど著名文化人たちが「みんななんかコワいよ・・・言論の自由はどこ行った?」と公開状発表! J・K・ローリングは入れないほうよかったんじゃないの

米国だけでなく世界中で弱者や少数者の権利擁護の運動が高まる中、それらの問題に少しでも意義を唱えたり、議論を求めたりすることも許さない空気も蔓延。これでいいのか?と文化人たちが声を上げました。が、お騒がせさんも入っていて、その声はまっすぐに…

ハリポタ作者J・K・ローリング絶賛炎上中! もはや性の多様性の問題ではなくなっているような・・・

炎上。英語では「be under fire」が一番近い表現でしょうか。 言わずと知れたハリー・ポッター作者のJ・K・ローリングさんが、トランスジェンダー関連の発言で先月からアンダーファイアーで、いまだ鎮火せず周辺に燃料が撒かれて火が燃え広がっている感じで…

文学=暗い? ジョジョ・モイーズさんと英紙ガーディアンの読者が「ハッピーな文学」を探す!!

悲しくて気が滅入る題材ばかりで飽き飽きしています。でもラブコメ本じゃないものが読みたい。文学作品でハッピーな小説ってありますか? (56歳、匿名、ニューヨーク) I’m tired of sad and depressing themes, but want something that’s not a romcom in…

なぜか抗議活動のシンボルに祭り上げられた『Diary of Wimpy Kid (グレッグのダメ日記)』のマニー君。作者はちょっと可哀想

『グレッグのダメ日記(Diary Of A Wimpy Kid)』の弟、マニー君 昨日の夜、Wimpy Kidシリーズの作者ジェフ・キニーさんがTwitterで以下のようにつぶやいているのを見ました。 Lots of people are asking me right now how I feel about my character being …

なんか本屋のほとんど全部の本の表紙に書いてある気がする「NEW YORK TIMES BESTSELLER」、どうしてそんなに大事?

アメリカの本の表紙にこれでもか!これでもか!と飽きずにプリントされている宣伝文句「New York Times Bestseller」。あまりによく見かけるので、私は「またか!他に言うことないんかい」と苦笑してしまいます。 以前、当ブログの記事にも書いた通り、アメ…

「公共の図書館にこんな本置くなっ!」全米図書館協会発表、抗議が多かった本の最新ランキング

「なんでこんな本を図書館に!? あんたのうちの本棚だけにしときな!!!」 こんな声が寄せられるのは、各地の自治体図書館、学校図書館の常のようです。 図書館に置いてある本や貸し出しが多かった本からその時代の人々の興味や関心が伝わってくるのは当た…

前回投稿を反省し、アメリカでの「おうち時間」をもう一度考える

Image by arupert88 from Pixabay 前回の記事では、はてなブログのお題「#おうち時間」に対して、「おうち時間ってなんだよ!そんなのステキな時間無いよ!親はただの苦行時間だって!!」といらいらと書き殴った私ですが、投稿した直後くらいにTwitterで以…

おうち時間!? そんなかわいい名前で呼べない・・・

「おうち時間に皆さんは何をしているか教えて下さい」 「おうち時間 何してる?」 おうち時間? そんな生ぬるい時間など無い!!! 何してるか? 面倒見なくちゃいけない人の面倒みてるだけ!! ブログに記事にするような「何か」をする時間などゼロです。「…

マーガレット・アトウッド80歳、コロナ危機や隔離生活を語る。ご自身の隔離中の読書リストも!!

4月8日にカナダのレジェンド作家、マーガレット・アトウッドが、ニューヨークタイムズ誌のポッドキャスト番組に出演されました。ホストはアメリカ人作家のシェリル・ストレイド。 大御所によるなかなか貴重な対談だったと思うので、今回はその中のおもしろか…

世界のこんまりアメリカで新著発表 取材でときめきいっぱいのコロナウィルス・ダイアリー公開

近藤麻理恵さんの新しい本『Joy At Work』がアメリカで4月7日に発売になります。Joy at Work: Organizing Your Professional Life作者:Kondo, Marie,Sonenshein, Scott発売日: 2020/04/07メディア: ハードカバー 今回の本はライス大学の心理学の教授との共著…

小説の盗作はもはややりたい放題? 英語圏の有名盗作スキャンダル

盗作:Plagiarism 私のPCでは「とうさく」が「倒錯」で最初に変換されてしまうのはなぜ? Plagiarism、発音はプレーィジァリズムという感じ。よりカジュアルに「パクリ」という感じで使うなら「rip off」でしょうか。 先日、当ブログでも、アメリカで最近話…

ピンチをチャンスに!『Hey, Kiddo』のクロザウスカさんが休校期間中は毎日お絵かき教室を配信!

現在、米国某所のコロナウィルス感染拡大中の街から書いています。 とうとう私の住む自治体も、半ロックダウン状態になりました。映画館やカジノなどのエンターテイメント施設はクローズ、飲食店はテイクアウト以外は営業禁止、10人以上の集まりも禁止で警察…

「コロナウィルスで隔離されたら、どんな本読む?」米・巨大掲示板Redditより

コロナウィルスに関して、今のアメリカは日本とほぼ同じ推移を数週間遅れでたどっている感じです。感染者・発症者ゼロだった田舎の州でも、ちらほらと感染報告が聞かれるようになってきました。生活必需品の買い占めなどもニュースになってきたり、都市部で…

元祖・ロマンス小説の表紙男ファビオ様、そしてファビオ様の記録を抜いたバカさん

ロマンス小説の顔、ファビオ様だ! ロマンス小説とラブストーリーに関して考察する記事にもちらっと書きましたが、私にはアメリカのロマンス小説の表紙の男が全員同じに見えます。 blog.the-x-chapters.info 皆さんもうちょっと個性を出せないものか、と思う…

ロマンス小説 VS ラブ・ストーリー

2月ですね。バレンタイン、楽しく過ごしましたか? 図書館や書店でも、この季節にちなんでロマンス小説のコーナーが作られているのを見かけました。私も、今日はニコラス・スパークスとロマンス小説に関して少し書きたいと思います。 皆さんはニコラス・スパ…

意外!アメリカでは紙の本が結構売れてるんだって!!

Image by Myriam Zilles from Pixabay 本好きの皆さん!ちょっと意外なニュースを見つけましたよ。Good News Networkというポジティブなニュースのみを集めたサイトにこんな記事がありました。「本を手に持つ喜びは時代遅れにならず:売り上げは5年連続の伸…

「この商品は私の人生を変えました!」がお約束、アマゾンの面白レビュー集『Did You Read That Review?: A Compilation of Amazon's Funniest Reviews』(Amazon Reviewers)

This item has changed my life! This product saved my life! ↑上記のどちらかをタイトルにした方がよかったんじゃないかと思う、米国アマゾンの面白レビュー集。レビュー集が本になり、そしてその本にまたレビューが付くという・・・もう何がなんだかわからな…

読むのをやめてしまった本たち

私のTwitterのタイムラインは、「今日もこんなに洋書を読みました!」「今月で〇万語読めました」等々、日本に住んでいながら「こんなに英語ができます」「こんなに英語きちんと勉強しています」という方々のまぶしいツイートで溢れています。Twitter社まで…

『New Kid』がグラフィック・ノベルで初のニューベリー賞の大賞を受賞!おめでとう!!

先週、2020年のニューベリー賞とコルデコット賞の発表がありました。2020年のニューベリー賞とコルデコット賞大賞受賞作 2005年のニューベリー賞大賞受賞作『きらきら』を取り上げた記事の中でもニューベリー賞に関しては簡単に触れましたが、もう一度さらっ…

アメリカの小説家/元出版エージェントによる小説の書き方ガイド『How to Write a Novel』(by Nathan Bransford) 第一回

一月も気が付けばもうすぐ半ば。あちらこちらのブログで皆さんの実にいろんな新年の抱負を見かけました。しかしどれも意外なほどまともで、「鼻からうどんを食べてギネスに載ります」とかぶっとんだものは皆無。世間の皆さんの良識に安堵すると同時に、「匿…

バラク・オバマ元大統領の2019年お気に入り本リスト

毎年末恒例、オバマさんによるその年のお気に入りの本のリストが発表されました。 全17冊+スポーツファン向けにおまけ2冊。結構私が読んでる本が多くて嬉しかった・・・わけはなく、まったくもって一冊も知りません! タイトルと著者名を見てもなんのこっちゃ…

隣の街の図書館が、頑張っている

The only thing that you absolutely have to know, is the location of the library. –Albert Einstein たったひとつ絶対に知るべきこと、それは図書館の場所である。 ーアルバート・アインシュタイン Image by ElasticComputeFarm from Pixabay ものすごく…

日本のお父さんお母さんたち、もうプレゼントを子供の枕元に置かなくていいんだよ?『さむがりやのサンタ』『サンタクロースっているんですか?』『The Polar Express』

今週のお題「クリスマス」 ============================ アメリカで暮らすようになってから、やはりアメリカにおける「クリスマス」という行事の存在のデカさ、金のかかり方、そして日本との祝い方の違いに少なからずショックを受けました。 恋人同士がラブ…

日本の文庫本は、なぜあんなにも厚着なのか?

引き続き蔵書整理中です。 今日も、ラジオからジョン・レノンに2回ほど「今年は何かやったのかい?」とうるさく言われ、いやいややっています。そして、家のあちこちからこんなのが多数出てきました。 カバーをひん剥かれた文庫本たち。私は本には絶対こんな…

欲しがりません、減らすまでは・・・・・・

So this is Christmas And what have you done Another year over And a new one just begun (Happy Christmas, by John Lennon) ”さあ、クリスマスだね 君は今年どんなことをやった? また一年が終わり、新しい年が始まるよ” (『ハッピー・クリスマス』ジ…

叙述トリックを使った小説が、頭に来る

タイトルの通りです。 読後に「やられた!そうだったのか!」という気持ち良い騙され感ではなく、納得の行かない感だけが残ってなんか頭に来てしまう。たとえ、どんなに精密にトリックが練り上げられていて、内容や文章に破綻が無いとしても。「裏切られた!…

読書家の皆さん、読み終わった本をどうしていますか? その2

先日、「他のものは割とあっさり手放せるのに、本だけは処分するためにものすごい精神力が要る。どうにかならないものか」というぼやきを書いたところ、愛読しているブログの筆者さんたちお二人にためになるコメントをいただきました。いろいろな考え方、方…

New Kid by Jerry Craft (2)~黒人の肌の色は絵本や漫画で褐色にして問題無いのか?についてと、自己の偏見に対する猛省

先日、『New Kid』というアメリカの中学生くらいの子向けのグラフィック・ノベル(マンガとは少し違う)についての感想をこのブログに載せました。 hyakunennokodoku.hatenablog.com 素晴らしい作品なのですが、この記事の中で私は、本の表紙に対して「主人…

読書家の皆さん、読み終わった本をどうしていますか?

読み終わった本を、ほかのごみのようにゴミ箱にポイっと捨てることがどうしてもできない・・・これは、私だけでしょうか? 雑誌はどうにかそうできるようになったんですけど、雑誌ではない書籍に関しては、まだどうしてもできません。 ほかの物、例えば洋服…

図書館の花『READ』ポスター

アメリカ図書館協会 READポスター 本を手にした有名人とひときわ目立つ大きな”READ”の文字。アメリカの図書館を訪れたことがあれば、そんなポスターが図書館のあちらこちらに飾ってあるのを見たことがあると思います。 特に、児童書コーナーからヤングアダル…