THE X-CHAPTERS

米国から本の話題をお届け

「すごい! くぎづけ! 必読本!もう眠れない!」・・・洋書のカバーに踊る宣伝文句「Blurb」が嫌われ過ぎ

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 現在、2021年のエドガー賞(ミステリ小説界のアカデミー賞みたいな賞)の最終候補作品6作全部を原書で読破しようと頑張っている。

 その中の一冊の表紙が目を引いた。

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 イアン・マキューアンのお褒めの言葉が表紙に!! 
 マキューアンと言えば、(特に英語で読むと)5分以内の快適な入眠を約束してくれるザ・純文学な大御所先生。なぜマキューアンが、こんなどこの馬の骨とも知れない(失礼)インドの作家のミステリ小説に推薦コメントを?? 表紙でマキューアンの名が浮いている。いやそれにしても、マキューアン、あなたは真剣に薦める気があるのか?

「A brilliant debut.」

 たったの三単語。やる気が感じられない。
 
 瞬時にこんな妄想が頭を駆け巡る。


マキューアン「やあ、編集者Xさん、お久しぶり。今どんな仕事してるんだい?」

編集者X「インドの女性作家のデビュー小説ですよ。これがいい小説でね」

マキューアン「デビュー作で、君のとこ、つまりランダムハウスから出すなんて、素晴らしいデビューじゃないか」

編集者X「なんですって、先生、今なんておっしゃった!? 素晴らしいデビュー、そうおっしゃいましたね!? (電話に向かって)おいっ、マキューアン先生が例の本に推薦コメントを下さったぞ、“素晴らしいデビュー作 —イアン・マキューアン”、そう表紙に入れろ! まだ間に合うだろ! もうスペースが無い!? うるせー、ひねり出せ!!」

マキューアン「あ・・・あの・・・あの・・・・・・読んでないし・・・」

編集者X「(揉み手しながら)いいですよね?先生。この間もその前も締め切り過ぎたのを待ってあげたじゃないですか~。あっ、お子さん、来年、就職? 喜んでお手伝いさせていただきますよ、ヒヒヒ」

マキューアン「うー・・・・・・・・・・・・好きにしたまえ・・・。」


 なーんてね。

 でも、本当のところ、どうなんだろう? 

 ということで、よく洋書の表紙や背表紙で見かけるこういうコメントに捜査のメスを入れてみました。

その名は「Blurb」

 前述したマキューアンのコメントのように、洋書の表紙や裏表紙に入っている著名人による本の推薦文、推薦コメント、「○○賞ノミネート!!」みたいな広告文のことをスラングで「Blurb」と言います。

 和書だとよく帯に入っていますよね。

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『大聖堂』の帯より

 でも洋書には帯が無いので、たいてい本の本体にバーン!バーン!とならべてある。

 表紙に入っていることもあれば・・・

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J.D.Robb a.k.a ノーラ・ロバーツの『Golden In Death』表紙

 背表紙にずらりと入っていることも。

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キャロライン・B. クーニーの『Bofore She Was Helen』の背表紙

 和書は有名芸能人とかスポーツ選手とかのBlurbが多いけど、洋書だと作家とか批評家とか出版界の身内によるBlurbが大半と言った印象。

 Blurbという言葉は、

「I will never blurb again.(もうBlurbは絶対書かない)」
「I've blurbed more than 200 books so far.(これまでに200冊以上Blurbを書いてきた)」

のように動詞としても使われるし、Blurbを書く人のことを「Blurber」「Blurbist」のように呼び、Blurbを書いてもらう人のことを「blurbee」などと呼んだりもする。

 Blurbの歴史は古く、あのヘミングウェイですら、有名になる前は表紙をみっしりとBlurbで埋め尽くしていた。無名の作家は、有名な作家や批評家のお墨付きに頼るしかなかったということか。それとも、あまりに無名で絵を描いてくれる人すらいなかったの?

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1925年の短編集『In Our Time』の表紙、https://en.wikipedia.org/wiki/In_Our_Time_(short_story_collection)より

 確認されている最初のBlurbは、実はこれよりもっともっと前。
 1855年のウォルト・ホイットマンの詩集の表紙に印刷された、ラルフ・ウォルドー・エマーソンからの手紙の抜粋文「I greet you at the beginning of a great career.(偉大なキャリアの始まりを歓迎いたします)」。

 つまりBlurbは、ゆうに100年を越えて脈々と受け継がれてきた文化なのである。

Blurbのプロセス

 Blurbは、実際にどのようにして生まれているのだろうか。

 まず、作家が作品を仕上げる。そして、その校正刷りの段階で、編集者、著者本人、広報担当などが「そろそろBlurbを誰かに頼まないと」となる。
 NPRの記事中の出版経験のある作家によると、Blurb依頼先として望ましいのはこんな人:

(1)本の題材にふさわしい人
(2)確固たる名声のある人物
(3)普段あまりBlurbを書かない人

 しかし上記はあくまで理想で、頼みやすいのはなんと言ってもだんぜん編集者や著者の友人・知人、過去に仕事をしたことがある人。つまり思いっきりコネと義理の世界というわけ。


作家X「この間頼んだBlurb、まだかい?」

作家Y「いや~申し訳ない、忙しくて。ええと、今、考えるよ。
”冒頭からノックアウト。作家Xのせいでまた仕事が手につかない! —作家Y”、こんなんでどうだ。あれさー、最初のページでぐっすり寝ちゃったんだよね。そのせいで締め切り遅れそうだし。ゲハハハハ! あっ、そうだ、私のほうもひとつよろしく、先週、ゲラ送っただろ?」

作家X「ああ、あれね。そうだな、”2021年最大の衝撃作!—作家X”、それでいってくれ。この間あんたの原稿を足指に落としちゃってまさにすごい衝撃よ。それにあれまだ2021年始まって2週間だったし、今年最大の衝撃ってのでウソは無いだろ? ゲハハハハハハハ」

作家X・作家Y「おぬしもワルよのう!」


なーんてね。

 でもそこまでひどくなくても、とにかくBlurbの多くが「持ちつ持たれつ」の馴れ合いの世界で書かれているのは確か。書店にその本が並ぶはるか前の段階で知人から原稿を送りつけられ、「今度、本を出すから読んで推薦してね」という流れから生まれているわけである。
 
 もちろん、真剣に読んで本当に心から推薦文を書いている人もいるけれど、ひどいのになると「私が書きそうなBlurbを適当に考えてくれ、それに掲載許可を出すから」。過去に書いたBlurbを使いまわされたり、勝手に名前を使われたりといったトラブルも多いらしい。

 結構、テキトーなプロセスで載せられているというわけである。

批評文ではなく、しょせん「宣伝」

 Blurbは、たったの一語でもいいし、数行で構成された「文章」の場合もある。ただし宣伝なので、大げさでわかりやすい表現が好まれる。
 「good」ではなく「great」、「おすすめです」ではなく「読んでないヤツの両肩をつかんでガクガク揺すりながら、今すぐ読めと恫喝したくなる本だ!」くらいでないといけない。
 実際、「Brilliant」だの「Riveting」だの「Amazing」だの似たような形容詞乱発で、英語の形容詞の勉強になるほど。

 イギリスの作家/記者のRobert McCrumさんは、「Blurbs fail me」という記事の中でこうした形容詞を取り上げ、「本当のところはこんな感じだろ?」とイギリス人らしく皮肉っている。以下、矢印の左のような形容詞が出てきたら、多分本音は矢印の右だろうとのこと。

intense(激しい、強烈に心動かされる)→ quite boring(超つまらない)
merciless(容赦ない、無情)→ boring(つまらない)
unsparing(容赦ない、惜しみない)→ very boring(すごくつまらない)
bleak(殺伐とした、希望のない)→ unbelievably boring(信じられないくらいつまらない)
magisterial(権威ある)→ too long(長過ぎ)
surreal(シュール)→ no plot(プロット無し)
humane(人間味あふれる)→ turgid(大げさ)
complex(複雑)→ unreadable(解読不可能)
picaresque(悪漢風、ピカレスク)→ pointless(意味不明)

出版界での嫌われ方がすごい

 上記のような皮肉からもわかる通り、Blurbは、それをやってる当人たちが一番冷ややかな目を向けている。本の読者はさほど気にかけておらず、屋台のやきそばの上の紅ショウガ程度にしかとらえていないのに。

 Blurbを頼むのも嫌い、頼まれるのも嫌い、とにかく関係者ほとんどみんなBlurbが嫌い。断るのも引き受けるのも気苦労があり時間を使う。宣伝の効果があるんだかよくわからないものに、作家たちはこちらが思う以上にエネルギーを費やしている。こんな無駄なものやめちまえ、という作家たちの怒りの声がネットには溢れている。『カササギ殺人事件』アレックス・ライダーシリーズで日本でもすっかり売れっ子のアンソニー・ホロヴィッツもGuardian誌への寄稿文で、Blurbのせいでたくさんネガティブな体験をしたことを怒っておられますよ。余談ですが、このエッセイの最後のほうで、誰が誰のBlurbを書いているのかを細かくチェックしてぷりぷりしていてほほえましい。

 地元の書店の犯罪小説のところに目を通したら、本当に共謀の匂いを感じた。ハーラン・コーベンがマイケル・コナリーを褒めたたえている。マイケル・コナリーは、ジェフ・アボットが大好きで「すごいページ・ターナーだ!」。ジェフ・アボットは、リー・チャイルドに褒められている。そしてリー・チャイルドは、スティーブン・キングとジェフリー・ディーヴァーに称えられているし。イアン・ランキンは、ヴァル・マクダーミドを宣伝していて、ヴァル・マクダーミドはハーラン・コーベンのファン・・・これ、逆回りでも行けるんじゃないか。

Browsing through the crime section of my local Waterstones, I get a true sense of conspiracy. Harlan Coben praises Michael Connelly. Michael Connelly loves Jeff Abbott ("A hell of a page-turner"). Jeff Abbott is praised by Lee Child who is admired by Stephen King and by Jeffrey Deaver. There's Ian Rankin plugging Val McDermid who's a fan of Harlan Coben… or maybe it's the other way round.

 こういう作家たちが不誠実って言っているわけじゃない。でも、結局のところ大御所作家は大御所作家が好きっていう印象で、私のリアクションは – だから何?って感じ。なんかこっちが知らないことを教えてくれ。

I'm not saying any of these authors are insincere. But the overall impression is simply that big writers like big writers and my reaction is – so what? Tell us something we don't know.

 アンソニー・ホロヴィッツ・・・自分も人気作家なのにBlurbの輪に入っていないことにもしかしてちょっと怒っているのか?
 読者は誰が誰に書いたとかそんなこと気にしていないと思うんだけどね。とにかく作家にとっては嫌いなのに気にせずにはいられないもの、それがBlurbなんでしょう。

 ここまで嫌われているBlurb、なぜ無くならないのか。

 まず、出版社など本を出す側にとって、大きな宣伝になるかはわからないけれどマイナスの効果は無さそうだ、という思惑があるため。毒ではないだろう、薬にもならないかもしれんが・・・といったところか。つまり数ある本の中から読者にその本を手にとってもらえる可能性がほんのわずかでも上がるならなんでもしたい、という涙ぐましい姿勢ゆえである。

 それに一般の読者には効果が無くても、どうやら書店員には多少の宣伝効果があるらしい。書店員はBlurbをちゃんと読むし、書店に置く本を選ぶ際のある程度の参考にしているとか。

 そして、その本の著者自身のため。Blurbをもらえるというのは、特に初めて本を出すような作家にとっては大きな心の支えになる場合もある。こちらのエッセイには、ダメ元で送った原稿に思いがけない方から心のこもったBlurbを返してもらい、作家という仕事をより真剣にとらえるようになったというある作家さんの体験が書かれていた。

もちろん、すごいBlurbで本は売れるし有名なメディアにも取り上げてもらえる。でも、その作家がとてもラッキーで、「ねえ、この人はいい作家だしこれからも書き続ける人だよ、だから注目しようよ」、世界に向かってそんなふうに訴えている推薦をもらえたら、それは作家自身へのメッセージでもある。

Sure, a great blurb can sell a book and get you good press. But if you’re lucky enough to get an endorsement that essentially tells the world, “Hey, she’s good and she’s going to keep writing, so pay attention” — that’s a message for you as well.

 作家としてやっていけるかどうかわからないような人には大きな後押しにもなるということ。

 あとは、Blurbが無くならないのは、核兵器廃棄のように、どこの出版社も誰かが最初にやめるのを待っている、自分のところが最初に止めるのは損・・・と様子を見ているというのもあるとか。

 日本の出版社に例えるとこんな感じ・・・?


新潮社「ねえ、講談社さ~ん、あの文庫の帯というやつ、もうやめませんか。地球環境のためにも。もう要らんと思うんですよ。」

講談社「そうですねえ、要らんかもしれませんね。まず新潮さんが率先してやめる方向で行っていただきたい。そうしたらうちも必ず。」

新潮社「いやいやいや、ここは業界のリーダーであらせられる貴社にひとつ」

講談社「何をおっしゃる、新潮さんを差し置いてそんな真似などできませんな」

新潮社「まさか私の提案を疑っていらっしゃるのではありますまいな? 私は自社の利益のためではなく、ひとえに緑の地球と出版業界の発展を願って」

講談社「そんな、疑うだなんて人聞きの悪い・・・うーん、ここはどうです、新潮さんとわが社で手を組んで、いや、協力し合って、角川さんを丸め込む・・・ではなく、説得するというのはいかがかな」

新潮社「それは素晴らしい提案だ、そうですよ、角川さんに最初にやらせましょう・・・ではなく革新的なアクションで引っ張っていただきましょう、ヒヒヒ」

講談社・新潮社「おぬしもワルよのう」


なーんてね。

 でもほんと、相手の顔色を窺いあって進まないという・・・。どこか大手出版社がきっぱりやめるまでは続きそうな感じ。

Blurb量産作家、 Blurbに疲れた作家

 こんな効果の薄い宣伝に付き合わされる作家たちは大変で、彼らも著名になればなるほどBlurbを書かなくなる。だって、もう自分は書いてもらう必要が無いから。それほど名の知れていない作家が必死でお約束のフレーズ「New York Times Best Seller」を入れたり、Blurbで埋めたりしようとしているスペースも、有名作家になるとスッカスカのまま、もしくは作家の顔写真がどかんと載せられて出版されるだけ。もう宣伝なんて要らないもんね、この名前と顔が一番の宣伝さ、という羨ましいご身分。
 しかし、前述した通り理想的なBlurb依頼先は「著名な人」「滅多に書いてくれない人」というわけで、著名な作家になってくるとびっくりするような数のBlurbの依頼とともに原稿がガンガン送られてくるそう。もちろん、そんな原稿を全部読んではいられない。でもその中から、数作だけ選ぶのも心苦しい。というわけで、ニール・ゲイマン、マーガレット・アトウッドなどのように、もうきっぱりまったくやりませんと公言している人も多い。自分たちも昔は、Blurb入れてたと思うんだけどね。でも公平を期すためには仕方がないのかもしれない。

 皆のリクエストに応えてたくさんBlurbを書けば書いたで、「書けば書くほどその価値が下がるんだよね」と言っているのはマルコム・グラッドウェル。あまりに多く書いて、Blurb御用作家と化している作家には、「あなた自身の本の価値まで下げかねないから」とエージェントや編集者からストップがかかる場合もあるとか。
 こうしたBlurb量産作家の言い分は、
「本離れが進んでいると言われているし、少しでも本を売るために役に立ちたい」
「頼まれたからやっているだけ」
「自分の名前が本に載るのが好き」
「一人にやってほかの人にやらないのは不公平だから、なるべく頼まれたらみんなに書いてあげたい」
などなど。

我らがキング先生は

 そこで、このブログのご意見番(?)と化しているキング先生登場。
 キング先生こそ、もう自分の本にBlurbも「New York Times Best Seller」も必要無くなった大御所作家ですが、Blurbを書くことが多い作家です。
 NYタイムズ紙に寄せたBlurbに関するオピニオン文に寄ると、Blurbで読者たちの購買欲をコントロールしようとするのは、「猫を一か所に集めようとするようなもんだ( you might as well try herding cats.)」。ちょっと無理があるんじゃないかな、としながらも、キング先生のBlurbでの絶賛がヒットに大きく貢献したとされているデイヴィッド・ロブレスキーの『The Story of Edgar Sartelle(エドガー・ソーテル物語)』の大成功をとても喜んでいらっしゃいます。ブリトニー・スピアーズのBlurbだったらもっとベストセラーだっただろうけどね、と付け加えながら。

The Story of Edgar Sawtelle (Oprah's Book Club)

The Story of Edgar Sawtelle (Oprah's Book Club)

エドガー・ソーテル物語

エドガー・ソーテル物語

私が絶対にやるまいとしていることは、ただ単に友人が書いたからというだけでBlurbを書くことだ。それは最悪だよ。いつだってBlurbを書くのは、読者も気に入る物語だと思ったからだ。そういう本は盛大に宣伝される価値があるんだよ、if only to be on record.

One thing I'd never do is blurb a book just because a friend wrote it. That's the road to hell. Whenever I do it, it's because I think it's a story readers would really like. A book like that is worth banging the drum for, if only to be on record.

 ↑↑↑最後の「if only to be on record.」がうまく訳せないのでどなたかよろしく。「それで作品が記録に残ればいいんだが」みたいな感じ??

まとめ

 Blurbは同業者の持ちつ持たれつの関係から生まれている。読者に本を手にとらせる効果があるのかはかなり怪しく、GoogleやらSNSやらのほうが確実に宣伝になる。しかし害もないだろうということで生き残っている、半分因習と化している文化。どちらかというと、読者のためというより作家自身と本屋のためのもの。読者は真に受けず、裏で繰り広げられている悲喜こもごもに思いを巡らせながら、話半分に受け取っておくべし。
 そして、ご自身が本を出される際、Blurbを書いてもらえなかった場合は・・・是非以下を参考にして下さい。きっと本が売れるはずです!

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blog.the-x-chapters.info

英語メモ:

logrolling 同業者間の褒め合い、〔議案を通過させるための〕議員のなれ合い、八百長

参考記事:
Book authors play the game of 'blurbs.' By: Leddy, Chuck, Writer (Kalmbach Publishing Co.), 00439517, Apr2008, Vol. 121, Issue 4

GARY SHTEYNGART WANTS YOU TO READ HIS BOOK. By: SHTEYNGART, GARY, Men's Health, 10544836, Oct2018, Vol. 33, Issue 8

By: King, Florence. National Review. 6/14/1999, Vol. 51 Issue 11, p60-60. 1p.

Robert McCrum: Blurbs fail me | Books | The Guardian

The Curious History Of Book Blurbs (And Why they're Still Around) : NPR

Why I'll Never Again Blurb a Book - NYTimes.com

The Blurb That Changed My Life - NYTimes.com

When to Blurb a Book, and When Not To - NYTimes.com

A. J. Jacobs on His Blurbing Problem - The New York Times

Who's helping who in the cover blurb game? | Books | The Guardian

Take it from me: never judge a book by the blurb on its cover | Books | The Guardian

The Tyranny of the Book Blurb - NYTimes.com